1. 知識ゼロからスタートするための準備を完了させよう
これまでの記事で、Web3.0の仕組みやウォレットの作り方(お財布の準備)はバッチリです。しかし、お財布があっても、そのお財布にお金(暗号資産)を入れるための「両替所」がなければ活動は始められません。
本記事では、Web3.0 副業を今すぐスタートさせるために、実際に必要なものと取るべき行動を具体的に解説します。
【この記事でわかること】
- Web3.0 副業に必須な4つの準備
- 日本円を暗号資産に変える「暗号資産取引所」の選び方と開設手順
- 初期費用はいくら必要?予算の考え方
これらの準備が完了すれば、いよいよ次回から具体的な稼ぎ方のステップに進めます。
2. Web3.0 副業に必須な4つの準備
Web3.0で副収入を得るために、知識ゼロの状態から整えるべき環境は以下の4つです。
準備項目 | 内容 | 完了済み? |
① デジタル環境 | PC(または高性能スマホ)、高速インターネット | ✓ |
② ウォレット(デジタルお財布) | MetaMask(メタマスク)開設 | ✓ |
③ 暗号資産取引所(両替所) | 日本円を暗号資産に交換する国内 口座の開設 | ← 本記事のメイン |
④ 初期費用(タネ銭) | 少額の自己資金(5,000円〜1万円から可能) | ← 本記事の後半 |
3. 日本円を暗号資産に変える 「両替所」の開設手順
暗号資産取引所は、あなたが持っている日本円をビットコインやイーサリアムなどの暗号資産に交換するための場所であり、稼いだ暗号資産を日本円に戻すための出口でもあります。
Web3.0で副業を始めるには、まず国内の取引所口座を開設するのが鉄則です。
3-1. 国内取引所を選ぶべき3つの理由
初心者は海外取引所よりも国内取引所からスタートすべきです。
- 安全性と信頼性:金融庁の厳しい審査を通過しており、日本の法律で保護されています。
- 日本語対応:サポートから操作画面まですべてが日本語で、トラブルの際も安心です。
- 入出金の容易さ:銀行口座と直接連携しており、日本円の入金と出金がスムーズです。
3-2. 失敗しない 取引所選びの3つのポイント
国内には複数の取引所がありますが、副業目的で選ぶなら、以下のポイントを重視しましょう。
ポイント | 内容 | 確認事項 |
手数料の安さ | 取引や入出金の手数料が安い取引所を選ぶ。特に送金手数料は要確認。 | 「販売所」ではなく「取引所」で購入できる銘柄が多いか。 |
取扱銘柄の豊富さ | ビットコイン、イーサリアム以外にも、副業で使う主要アルトコイン(MATICなど)を扱っているか。 | Web3.0の基盤となる銘柄が揃っているか。 |
セキュリティの高さ | 過去のハッキング被害がないか、二段階認証などセキュリティ機能が充実しているか。 | 大手で安心感のある取引所を選ぶのが無難。 |
3-3. 取引所口座開設の手順(5 ステップ)
口座開設は銀行口座を作るのとほぼ同じです。運転免許証などの本人確認書類を準備しましょう。
- メールアドレス登録:取引所の公式サイトでメールアドレスを登録します。
- 基本情報入力:氏名、住所、職業など、本人情報を入力します。
- 本人確認書類の提出:運転免許証やマイナンバーカードをスマホで撮影し、アップロードします。
- 二段階認証の設定:アプリ(Google Authenticatorなど)を使って、セキュリティを強化します。これは必須です。
- 審査完了と口座開設:数日後に審査が完了し、取引が開始できる状態になります。
注意点:審査には時間がかかるため、思い立ったらすぐに手続きを始めることが重要です。
4. 初期費用はいくら必要?予算の考え方
「Web3.0 副業には大金が必要なのでは?」と心配する人が多いですが、結論から言えば、タネ銭は少額から始められます。
4-1. 初期費用の目安と内訳
Web3.0の副業を試すだけなら、初期費用の目安は数千円〜1万円で十分です。
費目 | 用途 | 目安費用 |
暗号資産購入費 | MetaMaskに送金する少額のイーサリアムやMATICなど。 | 5,000円〜1万円 |
ガス代(手数料)予備費 | Web3.0の取引で発生する手数料(ガス代)の予備。 | 2,000円程度 |
M2E/P2E 初期投資(必要な場合) | ゲーム内アイテムやNFTスニーカーの購入費。 | 0円〜数万円 |
4-2. 初期費用を抑えるための戦略
お金をかけずにWeb3.0を体験したい場合は、以下の方法から始めましょう。
- 無料スタートのM2E/P2E:初期投資不要で始められるMove to EarnやPlay to Earnのアプリを利用する。(稼げる金額は少ない)
- タスク報酬系アプリ:アンケート回答やブラウザ利用などで少額の暗号資産を稼ぐ。
- 積立投資:毎月少額(1,000円など)を決めて暗号資産を購入し、資産を積み立てる。
【重要な考え方】 初期費用は「失っても生活に困らない余剰資金」から捻出することが鉄則です。借金をしたり、生活費に手をつけたりするのは絶対にやめましょう。
5. まとめ:これでWeb3.0 副業の土台は完成!
大きな一歩を踏み出しました:
お疲れ様でした! この記事を読み終え、暗号資産取引所の口座開設に踏み出したあなたは、Web3.0の世界へ大きな一歩を踏み出しました。知識ゼロの状態からスタートしたにも関わらず、あなたはすでに「Web3.0で稼ぐ」ための最も重要な土台を完成させたのです。
振り返ってみてください。あなたは「ウォレット」というデジタルのお財布の作り方を知り、「シードフレーズ」という資産を守る鍵の管理方法を学びました。そして今回、日本円を未来のお金である暗号資産に変えるための「両替所」を手に入れたわけです。
この「取引所アカウント」と「ウォレット」が揃った状態は、リアルの世界で言うと「銀行口座とパスポートを両方手に入れた状態」に等しく、世界中のWeb3.0サービスにアクセスし、お金を稼ぎ始めることが可能になったことを意味します。
次への確信:準備は力
多くの方がWeb3.0で挫折するのは、最初の準備段階の難しさや不安に負けてしまうからです。しかし、あなたは最も複雑でリスク管理が必要な初期設定を完了させました。この「準備をやり切った」という経験こそが、今後の副業を成功させる何よりの力になります。
低リスクな初期費用の考え方も理解しましたね。「余剰資金」という鉄則を守ることで、あなたは安心して次の実践 ステップに挑戦できます。
いよいよ実践へ!
いよいよ次回から具体的な稼ぎ方の解説に入ります。「難しそうだから」と尻込みする必要はもうありません。あなたは知識とツールを持っています。
まずは準備不要ですぐに 収益を体験できる「超低リスク」な稼ぎ方からスタートし、Web3.0でお金を得る感覚を掴んでいきましょう
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